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2010年6月29日火曜日

アムゼルと三光鳥

同窓会二次会の俳句タイムですが、、、

唯一の短歌を投稿したA地君

さっそくそれっぽく作りまして



参加者の中では「アムゼル」って何?、、、、という質問が出てたようで

どうも鳥らしいんですが、、、

その場ではウヤムヤになっていましたが、後ほど鳥類にめっぽう詳しいN口君からメールがありまして

曰く

 当日A地氏の短歌に詠みこまれた『アムゼル』が話題になりました。帰宅後、独和辞典で調べると『アムゼル』は『Amsel』と綴り、『クロウタドリ』とありました。さらに、手持ちの『ヨーロッパ、中東、北アフリカの鳥のハンドブック』(オックスフォ-ド大学出版、全9巻)で調べますと第5巻の949~964頁に詳細説明があり、英名:Blackbird、仏名:Merle noir となっています。大型ツグミ類。和名は『クロウタドリ』で、全身黒色、嘴と目の外縁は黄色。日本では迷鳥とされ南西諸島や日本海沿岸(舳倉島を含む)などで記録されています。

 判りませんとS山君に答えた後、実は、廻りの人には独語らしき『アムゼル』は全く知らないが『Blackbird』の可能性があると話していたのです。何故なら『Blackbird』は美声で囀るので短歌中の『歌声響く』にピッタリ合うと思ったからです。英名或いは仏名が判れば即答できたのですが・・・

 小生は1985年に欧州初出張で北フランスのリールに滞在しました。その際、ホテルから技術指導先のフランスメーカーへの通勤の際に毎日の様に、目にし、耳にした鳥なのです。住宅街、公園の植え込みなどでも見ることができロンドン、スイスでも観察しました。日本三鳴鳥に入るオオルリに匹敵或いは寧ろ凌駕するかも知れない程の美声で囀るのです。住宅街で美声を聞くとこれは日本では渡りの時期以外であれば都市内で絶対聞けないクラスの鳴き声だなと思ったものです。いたく感銘を受けロンドンの大型書店Foylesでモノグラフを購入した程です。

 A地君はどの程度鳥の知識をお持ちになっているか判りませんがあの美しい囀りが短歌を詠ませたのでないかなと勝手に思っています。今更ながら俳句や短歌での言葉の奥深さを思い知らされました。『歌声響く』との言葉に言い得て妙の感を強く思いました。良く響く鳴き声なのです。

、、という事のようです。

Blackbirdと言えば、、Beatlesの歌か、、、、と探してみると



最後の方にBlackbirdの鳴き声が入ってます

Blackbird singing in the dead of night

Take these broken wings and learn to fly

All your life

You were only waiting for this moment to arise.

Blackbird singing in the dead of night

Take these sunken eyes and learn to see

All your life 

You were only waiting for this moment to be free.

Blackbird fly Blackbird fly

Into the light of the dark black night.

Blackbird fly Blackbird fly

Into the light of the dark black night.

Blackbird singing in the dead of night

Take these broken wings and learn to fly

All your life

You were only waiting for this moment to arise

You were only waiting for this moment to arise

You were only waiting for this moment to arise.

もっとないかと調べてみると



N口君の俳句は「三光鳥」



かなり評価が高かった句です

これも探してみると



なかなか奇麗な鳥です

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